ゼノンザードのAIが関わる箇所まとめ
ゼノンザードという作品の中核を担うAI。
そのAIについて分かっている情報をまとめてみた。
多少間違っていたとしても大きく外してはいない、と思う。
クロスバトル等の対バディAI戦
自分 vs 相手のバディAI (クロスバトル)
自分のバディAI vs 相手 (クロスバトル)
自分 vs 自分のバディAI (トレーニング戦)
ゼノンザードにおける基本的な対戦方式。
クロスバトルにおいて自分と自分のバディAIのデッキはカードの並びが同一になるよう設定されている。
AI性能はバディAIのレベル、カードそれぞれに対する熟練度(※)に大きく依存している。
(※:カードゲーマーvol.46より)
熟練度についてはアプリ上では確認出来ないものと思われる。
バディAIのそもそもの判断基準はビッグデータを元にした学習のはずなので、参照されるビッグデータの変化があれば、他が同条件でも行動は変わるだろう。
バディAIとして選べるコードマンは16体いるが、AIとしての性能に差は無いので好みで選んでしまって問題ない。
対公式AI戦
大元のAIそのものはバディAIと同様らしいが、どうやら学習方法に違いがある模様。
最強AIであるストライオ・ザナクロンは何かしらのイベントでのみ戦えるようだが、毎日1回ストライオ・ザナクロンの半分程度の強さに設定されている公式AI戦があるので、まずは彼らを倒せるようになるのが目標の1つになるだろう。
なお、βテスト時点でのストライオ・ザナクロンの完成度は想定の50%程度らしい(※)。奴はどこまで強くなるのだろうか……
(※:カードゲーマーvol.46より)
対戦時のアドバイス機能
対戦時にその場その場でどんな手を打つと良いかバディAIに聞く事が出来る機能。
この機能でのAI性能は単身で戦いに行くバディAIよりも強く設定されている(※)ので、バディAIのレベルが低くても安心。
(※:どこで見聞きしたか忘れた。どこかの動画だったかインタビュー記事だったか)
ランクマッチの上位や公式AI戦ではこの機能に頼れなくなるため、早いうちからこの機能を利用してゼノンザードの基礎的な考え方をバディAIから学び取っておく事が重要。
なお、ルームマッチ(コードマッチ)やフレンドマッチでの対人を含めた対戦ではアドバイス機能の有効無効を設定できる模様。
対戦時の使用マナ自動選択
カードプレイのコストを払う際、どのマナを使ってコストを払うか先に自動で選んでくれる機能。
もちろん、使うマナを自分で選択し直す事もできる。
おそらくバディAIとは別のAIによる機能だが、根拠は薄い。(バディAIが味方にいないトレーニングバトル等の時でも存在する機能だからくらい)
βテスト時は最善手とは言えない選択もみられたが、最近公開されている公式のプレイ動画では大分改善された様子が見て取れる。
戦況評価
自分の戦況、相手の戦況、それらを合算した全体の戦況の3種類を対戦後にグラフ化してくれる機能。
対戦中は自分の戦況によってバディAIのセリフが変わる。
戦況グラフから直接ターンを指定してリプレイやIFバトルを楽しむこともできる。
これもバディAIとは別のAIによる機能だと思われる。
βテストではアグロ系や特殊勝利に近いようなデッキでは勝利ターン以外の評価が低めに算出される場合もあったが、他は特に問題は見受けられなかった。
IFバトル中では打った手毎にリアルタイムで評価してくれるのも嬉しい所。
デッキ編集時のアドバイス機能
既に組み終わっているデッキの改善案を貰ったり、使いたいカードをいくらか選んでから残りのデッキを埋めて貰う案を貰ったりする事ができる。
使用している場面は無かったが、貰った案が好みではなかった場合は改めて別の案を貰う事もできるようだ。
ネクストTV#7で見た限りではどちらもおかしな案になっている様子は無かった。
性能にバディAIのステータスが関わっているかは分からないが、対戦時のアドバイスと同じでこの機能のAIを弱くする利点がほぼ無いため、少なくとも一定以上の判断力を持つAIが使用されているものと思われる。
また、戦況評価等もそうだが【AIの判断に特に問題が無いように見える】時点でTCG系のゲームとしてはかなり性能がいいレベルであるという事をきちんと認識しておきたい。
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ゼノンザードはこんな感じで様々な箇所でAIが活用されていて、かなりプレイヤーサポートも充実している。
だが、この至れり尽くせりのような状況にも1点穴が存在する。
それはフレンドマッチ等を利用しない限り、「初心者は初心者と対戦できない」という点だ。
もちろんランクマッチだろうがフリーマッチだろうが初心者同士でマッチングすることはあるだろう。
しかし、その対戦相手は同じ初心者ではなく、多くの知識を携えた相手のバディAIとなる。
そして低レベルのバディAIでもゼノンザードにおける定石はある程度守っているため、ゼノンザードのルールが馴染んでいない人にとっては思っている以上に強敵となりうる。
おそらく開発側もその点に気付いているからこそ、他の箇所でできるだけフォローをしようと多くのプレイヤーサポートを用意しているのだろう。
そのプレイヤーサポートを存分に利用する方法も下にまとめてみた。
- 対戦中、事ある毎にバディAIにアドバイスを貰い、自分の判断とバディAIの判断が一致するか確かめる。
ゼノンザードのルールに慣れないうちは、バディAIがなぜそんな手を勧めるのか分からないかもしれない。
だが、バディAIはルールを把握しつつ4ターン以上先を予測して動いているのが主な原因のため、安心して判断材料にしよう。
- バディAIが勝った試合のリプレイを観て、自分の時と何が違うのかを確認する。
アドバイスを貰う時とほぼ同様の理由ではあるが、こちらはそもそも試合の展開そのものが大きく異なる事も多い。
βテストにおいて、自分で組んだデッキでバディAIが全く想定外の勝ち方を見せてくれた時は甚く感動した。
- IFバトル機能を使い、どんなプレイをすれば勝てていたかを探る。
あの時の選択は正解だったか?という疑問を解決することができる有能機能。
もちろんどんな手でも勝てない時は勝てないだろうが、様々なアプローチで疑問を解消できるのは間違いなく便利。
どうやっても勝てなかったという結果が出ようとも、それはそれで有用なデータになる。
- デッキ編集にてバディAIからアドバイスを貰い、デッキの調整をする。
使用したデッキ内容そのものにより良い選択がある可能性もある。
自分だけでは見えていなかった案もバディAIと一緒なら見えてくるだろう。
- 勝って気持ちよかった試合のリプレイにロックをかけておき、時々見返す。
気分や勝ちへのイメージはかなり大事。
諦めなければ勝てる試合は必ずある。